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ツリーハウス今ではあまりみなくなった。金属で出来た洗面器に水を汲み川藻（ウダゼリ・ヒルゼンバイガモ）を入れてメダカやカエルの卵を取って遊び、背の高い茅を掻き分けて基地を造った。板切れを集めて木に上り、木の上に基地を造った。少し、古くなったものが肌に合うのか心地よく感じる事が出来るようになってきた。ツリーハウスとは樹の上の家。木の上で本を読んだり、昼寝をしたり、誰もが夢みるような世界を通じて、想像力と創造力が刺激される。少し、お洒落に、あの時の様に自由に遊んでみたい。 |
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今度、夕焼けになったら何もかも放り出して刻々変わる空の色を見ていよう。しっとりとしたそのグラデーションが綺麗でずっとそのまま時をとめ、心に留めたい。 |
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花鳥諷詠寒く厳しい冬が過ぎ、陽があたり、雨が降り、風が吹く。土が湿り野山を潤し樹々が水を蓄え深緑の森を創る。鳥が飛び交い草花が芽吹く。やがては人の心を癒してくれる。 |
朝焼けの日、朝霧の日、霜の朝雪の朝雨の朝 その時々に表情を変え 姿を変え 装いを変えて 日々の景色を楽しませてくれる。 |
初秋 暑い夏の日差しもやわらぎツリーハウスを支えてくれる栗の木は緑色の柔らかい毬栗をつけ始め 三本ある栗の木は順に実をつけ ボタッ、コーン、カラン カラカラカラ、賑やかに落下し始める音と 虫の音に秋を感じる |
